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小説

『殺戮にいたる病』を読んで by freejunkie

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殺戮にいたる病 (講談社文庫)

本のタイトルと作者

 『殺戮にいたる病』 我孫子武丸

何故この本を選んだのか

 たまたま読んだ雑誌にこの本が紹介されていたのがきっかけです。
「帯に犯人の名前が書いてあるのに犯人が分からない」といったようなことを書かれているのを読んで、興味を持ちました。

読む前の予想と読んだあとの印象

 どんでん返しがあることは分かっていたので、どんな結末が待っているんだろう…とワクワクしながら読み始めました。
読んだあとは、そのワクワクを何倍も上回るどんでん返しに、ただただ驚愕しました。

読んでいる最中のエピソード

 かなりグロい描写があり、まだ耐性の無かった私は途中で気持ち悪くなり、何度が本を閉じました(笑)
それでも続きが気になって、ぐいぐい引き込まれて一気に読んでしまいました。

読んだ後のエピソード

 この作品は最後のある台詞で一気に世界がひっくり返るのですが、その衝撃が凄まじく、一瞬「何が起きたんだ?」と唖然としてしまいました。
そして状況を理解すると、この小説の凄さが実感として湧いてきて、誰かと共有したくて周りの人に薦めまくったのを覚えています。

内容の中で自分だったらどうするか

 なかなか感情移入できるような内容ではないですが、自分の息子が犯罪者かもしれないと疑ってしまう雅子の気持ち、そして結末を思い出すと、いたたまれない気持ちになります。

好きな場面・言葉

 やはり最終章の怒涛の展開には圧倒されました。目まぐるしく状況が変化して、ついていくのに必死なはずなのに、早くその先が知りたくて、ページをめくる手を止められませんでした。

読み終えて自分にどんな変化があったか

 一気に我孫子武丸のファンになり、しばらく彼の作品を読み漁りました。
この作品をきっかけにミステリにハマり、どんでん返しが凄い!と言われる小説を色々と読みましたが、やはり衝撃度でこの作品を超えるものは未だにありません。

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