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『ハイデガー・存在の謎について考える』 by remonn

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ハイデガー―存在の謎について考える (シリーズ・哲学のエッセンス)

タイトルと作者

『ハイデガー・存在の謎について考える』 作者 北川東子

なぜこの本を選んだか

哲学書の解説にしては分かりやすい。人生論と結びついた存在論である。言葉をこねくるのではなく実感を伴って思考できそうだった。よし、もう一度ハイデガーに挑戦‼

好きな言葉

生きる本質を『気遣う』ことと簡単に言ってのける。何と誰にでも理解できることではないか。でもこの単純明快な言葉が全ての文化・芸術・経済・政治・法律の基礎になると思う。

読んだ後の感想

『存在論は途上である』という。完成していないという。私たち一人一人の『自分の存在』は存在の破片のようなもので、存在論を完成するための唯一不可欠なものであるという。面白いではないか‼ まさに大河の一滴のイメージである。だからこそ一人一人に尊厳が付与されるのだろう。例え、あるほんのひと時‥醜悪な面を見せたとしても、存在論全体からすれば重要なひとつの意味を持つことになるかもしれない。普段こんなことを考えることって余りないが、たまにじっくり物思いに浸るのも良いものだと思う。

どんな変化があったか

身の回りのことで一喜一憂するのが常の私たちであるが、この存在の本質の理解を心のどこかに置いておくと、状況に関わらず…動揺が去った後は冷静に受け止め、謙虚に生きていく勇気が持てるのではないだろうか? 綺麗ごとかもしれないが‥力をもらい、襟を正した私である。

 

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