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頭の中身が漏れ出る日々 を読んだ感想 by lily

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頭の中身が漏れ出る日々 (PHP文芸文庫)

本のタイトルと作者

頭の中身が漏れ出る日々 作者:北大路公子

 

何故この本を選んだのか

書店でバイトしてた時、パートのおばさんに『母の日にプレゼントするなら何がいいっすかね』と聞いておすすめしてもらった。

これが尊敬する北大路先生の本との出会いになったわけだが、こんなにも崇高なエピソードだったとは。自分でもちょっと照れる。

 

読む前の予想と読んだ後の印象

実はどんな本かも確認せずに母にあげてしまったので、読んだのはそのずっと後になる。

暇だしお母さんにあげた本でも読むかーと何気なくページをめくったら、瞬く間に北大路公子ワールドに引き込まれていった。

読み終わっての第一声は、『なんじゃこりゃ。』

 

読んでいる最中のエピソード

40代独身で、北海道の実家に両親と暮らしているという謎のフリーライター・キミコさん。

その正体は、昼から堂々と酒を飲み、税金の支払いを延滞しまくり、雪かき以外は家からほとんど出ないぐうたら星人。

こんな生活してる人、ホントに日本にいるの?

 

読んだ後のエピソード

いるんですねー、日本にもぐうたら星人が。

しかも何が凄いって、そんなバカバカしい文章の中にキラリと光るセンス。

酒や雪かきや愉快な人々にまつわる妄想とホラ話が大半を占めてるけど、中には小説のような美しいお話も。

まんまとファンになった。

 

内容の中で自分だったらどうするか

私も北大路先生のような生活を送りたい。なんて言ったらぐうたら星人ナメんな、とか言われそうだけど、私の憧れの人なんです。

私も修行を積めばひとりで昼間っからビール飲めるようになるかしら。

 

好きな場面・言葉

この本の中で一番笑わせられたのは、「人生でもっともいたたまれない30秒」というお話。

恐らく実話だと察するが、こんなにも衝撃的な事件が日常生活に潜んでいるとは。というか北大路先生朝っぱらからなにやってんすか。

 

読み終えて自分にどんな変化があったか

北大路先生の本全般に共通する、「なにもかもどうでもよくなって酒でも飲んで眠りたくなる」現象に陥った。

元気が出るとか泣けるとかじゃないの。とにかく脱力させられるから、ぐうたらしながら読むのにいいです。みんなもぐうたら星人になろう。

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