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小説

「すみなれたからだで」を読んで

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すみなれたからだで

本のタイトルと作者

「すみなれたからだで」 窪美澄

なぜこの本を選んだのか

デビュー作から愛読している作家さんの一人。新刊が出れば必ず読む!図書館で予約してやっと手元に。

題名のネーミングセンスが今回は特にgood。

読む前の予想と読んだあとの印象

題名から「心と体の葛藤や共存の話かな」と思っていたら、そんな簡単な話じゃなかった。

短編集でひとつひとつ印象のまったく違うお話しだったけれど、読み終えたあとは、ただただ拍手。すばらしい一冊!生と性がいろんな角度から書かれてる。

読んで良かったな、と素直に思った。

読んでいる最中のエピソード・読んだあとのエピソード

凹んだり、泣きそうになったり、考え込んだり、ポーッとなったり、恥ずかしくなったり、なんだか忙しかった(笑)

でも読み終えたときは疲れはなくて、むしろすっきり。不思議。

内容の中で自分だったらどうするか

窪さんは、誰もが持っているであろう人間のどんなささいな部分も逃げずに言語化する作家さん。だから、どのお話を読んでも、どこかに自分に通づる部分があって毎回ハッとさせられる。

それが怖いときもあれば、それに救われるときもある。

好きな場面・言葉

表題作「すみなれたからだで」のラスト一行。この一行に凝縮されている女心が泣ける。

「朧月夜のスーヴェニア」はさすが窪美澄って感じで、「バイタルサイン」はこれぞ窪美澄!って感じ。窪さんのお話しって性描写が過激なとこもあるけど、ただエロいだけじゃなくてどこか悲しくて虚無感を覚えるから好き。

読み終えて自分にどんな変化があったか

図書館で借りて読んだ本だけど、無性に欲しくなった。これ、本屋行って買います(笑)

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