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「植物図鑑」の感想 by tata

投稿日:

植物図鑑 (幻冬舎文庫)
・本のタイトルと作者・

植物図鑑/有川浩

・何故この作品を選んだのか・
映画化されたのを思い出しての再読です。

・あらすじ・

ある冬の晩。
飲み会から自宅に帰ってきたさやかは、自宅マンションの前で行き倒れている一人の男を見つける。その男は「咬みません。躾のできた良い子です」と、さやかに一晩の寝床と食事を求めてきた。
その話し方が気に入ったさやかは、彼を部屋に上げて、カップラーメンと風呂を提供することに…

・読んでいる間の感想・

「キュン」と自分のどこかから音がしてしまいそうなほど甘い恋愛小説でした。ポップなカラーで可愛らしいカスヤナガトさんのイラストが装丁というも、本編の登場人物二人の可愛らしいさをうまく引き出してくれています。
そして、ただただ可愛いだけじゃない内容なのも好感触です。

・読み終えた後の感想・

ただ甘く可愛らしいだけの恋愛小説ではないと思うのは、「しつけの出来たよい子」なイケメン・樹の過去やセリフが男らしいからだと思います。
そして、少女マンガのような王道な展開でありながらも、自生する食べられる植物を一緒に料理する楽しみを二人で見つける…というのが素晴らしかったです。しかも、レシピつき。
困難を乗り越えて、そして出会うべくして出会った二人なのだろうと、甘い気持ちで読み終える事が出来て、とても幸せな気持ちになれた小説です。

・印象的なシーンやセリフ・

連作短編という形なので、その章ごとに様々なキュンポイントがあるのですが…とにかく樹が素敵です!

・読み終えた後に自分が変わったこと・

大人になると、自分の気持ちに素直になるのはとても難しいです。
素直な気持ちになれる、明るく優しく柔らかいけれど、大人が読めるライトノベルというスタンスで作品を生み出してくれる作者の有川浩さんには感謝です。
もったくさんの作品を読みたいと思いました。

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