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─ 眠れない夜には、枕もとに ─ 大人に贈る絵本 『 よるのこどもの あかるいゆめ 』 by lifesize

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よるのこどものあかるいゆめ

タイトルに“ こどもの ” という表現が含まれていたので、どうかなと思いつつも、表紙写真の不思議な魅力に惹きつけられて開いてみた絵本がある。
そして、開いてみてよかった。
これは、大人をも、心地よい眠りへといざなってくれる1冊だ。

一日の疲れを感じる日の夜には、我を忘れて眠ってしまうか、逆になかなか眠れなかったりもするものだ。
それに、なにかを抱えこんでしまっている時には、ほんとうに眠れない。
なんとなく、心ざわつく夜にも。

でも、眠らないと…と、あれこれ試みてみたこともあるだろう?
リラックスをしようと、いつもより少し低い温度の湯につかってみたり、あたたかい飲みものをとってみたり、“よく眠れる音楽のアプリ”なんていうものを活用してみたり。

でも、それでもどうしても眠れない夜はある。
そんな日に、枕もとに置いておいたこの絵本を開いてみるのはどうだろう。

光の降りそそぐ海の中をゆったりと歩く。
疲れてぼんやりした目をこすりながら、波のゆらぎに身をゆうらりとあずけて、足を交互に動かせば、夢の海の中を歩いている。
見上げれは、ほんものの空と思うような、明るい水の空。
まわりを見渡せば、海の生き物たちが、ふわりと通りすぎていく。

道案内は、詩人の谷川俊太郎氏。
夢の世界を見せるのは、うみカメラマン・むらいさち氏。
誘われるままに歩く夢の海の世界は、いつの間にか、ほんものの眠りをさそう。

あさ目覚めた時には、夢の海をあるいたひとときを覚えていないかもしれないけれど、疲れのとれたよい目覚めを、迎えられるんじゃないかな。

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