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「四畳半神話大系」を読んで。 /by tata

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四畳半神話大系 (角川文庫)
・本のタイトルと作者・

四畳半神話大系/森見登美彦

・あらすじ・

大学3回生の「私」はバラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠いことに気づく。
悪友の小津のせいなのか?謎の人・樋口師匠の無理難題のおかげか?全く近づけない孤高の乙女・明石さんへの恋路のためか?そして、「私」が迷い込んだのは平行世界のうで…

・読んでいる間の感想・

この本は落丁しているのでは?と、初めて読んだ時ばかりドッキリしました。
それは、4つからなる章が全く同じに始まるからです。ただのコピー&ペーストを利用した文字数稼ぎなのか、はたまた読者を迷い込ませる導入なのか…今まで読んだことのない、とても新しいスタイルの小説でした。

・読み終えた後の感想・

この小説の世界観をこねくり回して、ひねくり回しているこの手法は「マジックリアリズム」というものだそうです。
ファンタジーでもなく、読んでいるだけで現実世界から引き込まれてしまうこの小説の京都はとても楽しい世界です。

・印象的なシーンやセリフ・
声に出して読みたい日本語なのに、何故このように面白おかしくなるのか?責任者はどこか!と、言いたくなるほどに明言に溢れています。是非ともその目で確認して欲しいと思います。

・読み終えた後に自分が変わったこと・
しばらく主人公の「私」の思考の仕方というか、言葉遣いを文章などを書くときに
使ってしまいます。美しくて高尚な日本語でここまで面白楽しいもので、尚且つ小説にしてしまうのは素晴らしい事だと、まだ読んでいない森見登美彦作品を追いかけみることにしました。

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