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私の好きな古典の女たち ruru

投稿日:

私の好きな 古典の女たち (新潮文庫)

本のタイトルと作者

私の好きな古典の女たち  瀬戸内晴美

何故その本を選んだのか

瀬戸内晴美さんの本を読んでみたいと思ったので。

読む前の予想と読んだあとの印象

恋多き女として知られている瀬戸内晴美さんの好きな女ということで、男にだらしのない女が選ばれていると予想していました。

実際は気位が高く教養も気品もあり、もちろん容姿端麗で、男が放っておかないような女性が殆どです。

読んでいる最中のエピソード読んだあとのエピソード

女性は、どんなに美人でしっかりしていても、品がなければ意味がないと昔から思っていました。

読んだあとで作中の女三宮を思い出してみると、育ちの良さからの天性の気品の上に、幼さや可愛らしさがあれば、女性としてこれ以上魅力的な人は居ないと思います。

内容の中で自分だったらどうするか

作中に源氏物語の女性が多く登場しますが、その中で私は女三宮だったらと考えることがあります。

他の異性からの手紙が源氏にうっかり見つかってしまう場面では、隠すのが面倒になって敢えて見つかるように仕向けることも、考えたかもしれません。

好きな場面・言葉

紫の上が源氏の選ぶ着物を見て、明石を嫉妬する場面。

私も明石への着物が、優雅で気品があり、これを贈られた女性には誰も勝てないと思いました。

読み終えて自分にどんな変化があったか

作品を読む際に作者に共感することは多いですが、作者の好きな古典の女たちの中で共感出来ない人物がいました。いちばん好きだと言っている六条御息所です。

彼女のように嫉妬深い女は、なるべくして不幸になるという考えを持っていました。

読み終えてみて、本能のままに生きた彼女は、必ずしも不幸ではなかったと思い直しました。

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