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小説

ひとりの女 ruru

投稿日:

ひとりの女 (集英社文庫)

本のタイトルと作者

ひとりの女  群ようこ

何故その本を選んだのか

昔よく読んでいた群ようこさんの小説を、久しぶりに読みたくなったので。

読む前の予想と読んだあとの印象

独身のキャリアウーマン、マイコの心境を、群さんらしく軽妙に描かれていると予想していました。

読んでみると、話の中で、マイコの悩みやマイコを取り巻く人間関係の問題が、解決しているようでしていません。

自分の実生活と照らし合わせると、そんなものかもしれません。ある意味、現実的だと思いました。

読んでいる最中のエピソード読んだ後のエピソード

新人のミズタニが遅刻を繰り返す場面で、今の職場にも遅刻ばかりする20代前半の男の子が居たのを思い出しました。

彼は最終的にはクビになりましたが、どんな職場でもあるんですね。

読んだ後、ミズタニが転職先で生き生きと仕事をしているのを確認して、モチベーションの違いで変わるものなんだなと思いました。

内容の中で自分だったらどうするか

マイコが母親の紙袋を置き忘れたままにしようとするのは、私も実際にそうするかもしれないです。

親の作った煮物や貰い物の漬物なんて有難くも何ともないし、貰うならお金の方が良いです。

好きな場面・言葉

マイコのモットーは

仕事以外では、自分がいやなことはしたくない

仕事は一人でやるものではないので、我慢しなければならないこともたくさんあるし、我がままばかりいっていられない。しかしプライベートな部分は誰にも口を挟んでもらいたくない。両親でさえもいやなのだ。人の目も気にしない。

いちいちもっともだと思いました。私も似たような感じで、両親だからこそいやですね。

読み終えて自分にどんな変化があったか

男性社会の中で仕事をして認められようと思ったら、男性よりも男性らしく、キツイ性格でなければやっていけません。

マイコの性格は環境が作ったもので、そうはなりたくないなと思いました。

-小説

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