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小説

流しのしたの骨 ruru

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流しのしたの骨

本のタイトルと作者

流しのしたの骨  江國香織

何故その本を選んだのか

江國香織さんの小説を読みたい気分で、不思議なタイトルに惹かれたので。

読む前の予想と読んだあとの印象

流しのしたは、押入れの奥とは違って身近ではあるけれど、毎日必要なものは入っていない不思議な空間に思えます。

そんなような不思議な雰囲気を醸し出す作品を予想していました。

読んでみると、不思議な家族の中で起こる日常が、不思議な出来事のように語られています。

読んでいる最中のエピソード読んだ後のエピソード

6人家族の宮坂家で、毎回誕生日プレゼントを用意する習慣は、想像しただけでも面倒ですね、やりたくないです。

それでも4人も兄弟がいると、そうでもしないと人間関係が複雑で成り立たないのかもしれません。

内容の中で自分だったらどうするか

私は長女なので、そよちゃんに特に注目して読んでいましたが、家族を俯瞰して見ている点は共感出来ますね。

ことちゃんのように、誰にでも自分の思いをぶつけるのはどうかと思います。

好きな場面・言葉

話しながら、私はもう淋しくなくなっていた。片手を深町直人の胯間にのせ、ほんのすこしおわん形に指をまげて包むようにすると、すーんは不思議なほどすっとおさまる。大発見だった。

信頼している男の人の胯間に手を乗せるとホッとするのは、ものすごく良く分かりました。

読み終えて自分にどんな変化があったか

こと子のように高校を卒業してから何もしていない状態というのは、周りは学生が多くて将来を考える気にならないのかもしれません。

何かしらの職業に就いてしまったら、若いのに後戻りが出来なくなりそうで、しばらく何もせず考える時間があってもいいと思うようになりました。

-小説

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